2016/12/06
安土城にいる家康と信長の元へ毛利攻めの援軍要請が届きます。これに対し信長は明智光秀に出陣を命じますが信長を撃つといっていた張本人明智が不在になることに家康達は不安を隠せません。
明智自身も信長を撃つか撃たないか迷いあぐねています。その迷いは出陣する日に神社で大吉がでるまでおみくじを3回も引いてしまうという行動からも現れています。
一方直虎は明智の謀反が成功した暁に徳川を逃がす手はずを整えるべく堺に行きます。その堺にいたのは龍雲丸(かしら)。堺で異人相手に商売をしていた龍雲丸と直虎は7年ぶりの再会を果たすのでした。
久しぶりの再会を懐かしむ間もなく直虎はいきなり龍雲丸に助けを求めます、それは家康を三河に逃がすために船を用立ててほしいというもの、この願いに龍雲丸は少しムッとなりながらも条件を提示します。その条件とは尼である直虎が異人の女になること。突拍子ない条件に直虎は驚きますが願いが叶うならと承諾します。
真夜中に直虎の耳元で愛を囁くポルトガル人、直虎は硬直してしまっていますが、あわやというときに龍雲丸の助けが入ります。龍雲丸は意地をはっていいただけで最初から直虎を助けるつもりでいたのです。そんな彼の姿に直虎は
「頭はきっと来てくれると思っておった」
と笑顔で対応、この様子に龍雲丸は何ともいえない顔で苦笑いのため息を付きながら
「勝てねぇ~」と一言。
昔とまったく変わらず「戦を無くす戦をしている」と高らかに言う直虎に龍雲丸はどうしても惹かれてしまうのでした。
そして信長の再度の招きに応じて京にきていた家康のもとに遂に明智が謀反を起こしたとの知らせが入ってきます。明智は毛利を撃つための出陣後「敵は本能寺にあり」と隊を引き返し織田を討ち取ったのでした。その後家康は落武者狩りを警戒しながら三河へ戻ったのでした。これは後に伊賀越えと言われ家康の生涯の中でも危険に満ちた道のりだったようです。
【感想】
龍雲丸(かしら)が再登場しました。ドラマも残すことろもラスト1回、万千代(直政)から直虎中心にストーリーが戻ってきており、今回でまた直虎は「戦のない世を作りたい、そんな世を徳川に作って欲しい」という昔幼少時代からの自分の夢を発言しています。来週の最終回はどのような終わり方をするのでしょうか、今までの直虎のエピソードが蘇ります。期待!
※出てくるセリフは一部要約もあります。あしからず
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