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第7回「検地がやってきた」ざっくり大河直虎あらすじ

time 2017/02/20

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直親(亀之丞)の帰還と家督相続を今川に報告すると今川はそれを許す代わりに井伊に対してある要求をします。それは検地(賦役や軍役を課すために田畑を測量すること)

しかし井伊には隠し里があったのです。この隠し里は曽祖父直平がかつて今川に攻められたときに隠れ住み命脈を保った場所なのでした。(ちなみに棚田のロケ地は浜松市引佐町久留女木↓下の記事に詳細を書いています)


直平の「この隠し里は最後の砦」という言葉に直親は隠し里を隠し通すことを決意します。そこで直親は次郎(直虎)に今川にいる瀬名姫に文を送り検地奉行の弱みを探らせます。一方検地に必要な井伊家から今川に提出する土地の申請書類 指出(さしだし)を作成するのは今川目付の小野氏の役目。直親は幼馴染の小野政次を訪ね、2冊の指出本を与えます。一方は隠し里を記載したものもう一方は記載していないもの。今川に進言するかどうかは政次に任せるというのです。

隠し里を隠したことがバレれば今川に責められるのは小野しかし進言すれば井伊から責められる、この難しい選択を直親は自分にしろと言うのです。”俺に決めよという直親に無性に腹が立つ”と苦難と怒りの表情を浮かべる政次。(この時の高橋一生さんの演技必見です!)

苦悩の末井伊に味方する事を決断した政次ですが検地の日、検地奉行の厳しい調査によって隠し里の存在がバレてしまします。困惑する井伊家の見守る中、政次はこの土地はかつて南朝の皇子が隠れて住んでいた場所なので井伊の領地にありながら井伊の領地にあらずと直親に代わり弁明します。それに加勢して検地奉行の弱みは亡き愛する妻だという情報を受けていた直虎は妻の月命日の今日に検地奉行の為にお経を読んであげます。これらの井伊の行動に一応の納得をいった奉行は無事検地を終え今川側に帰っていくのでした。

※検地について詳しく

【感想】
小野政次と直親の性格の違い、そしてそこから生じる政次の葛藤に目が離せませんでした。直親は真っすぐに政次に向かって自分の気持ちをぶつけていきます、恐らく直親本人は本気で自分は誠実に行動していると思っているでしょう、しかし政次側からすれば直親の行動はズルい、直虎(おとわ)の名を出して井伊を守るのはおとわのためだと言ったり、検地の事だって結局最後は政次に決断をさせようとする(自分は責任を取らない)このような態度が政次には我慢が出来ないものでした。

直親役の三浦春馬さんと政次役の高橋一生さんもはまり役で演技がとても自然でした。以前テレビのインタビューで見たのですが二人に女性を口説くにはどうするという質問が出て三浦さんは「素直に気持ちを伝える」高橋さんは「口説かないで自分を抑えて相手を観察してみる」と言っていました。こんな所からも二人の性格の違いがよく出ていて本当にナイスキャスティングだと感じました。

閲覧ありがとうございました。
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