2016/12/06
万千代達は遂に家康の小姓として戦に出陣することが決まったのです。しかし戦場ではなかなか家康から万千代に出陣命令は下りません、
「もう4年も小姓をしているのに殿は俺を飼い殺すつもりかっ!」
万千代は怒りに燃えますが、留守番を命じられた間は城内の警備にあたります。万千代はムスッとしながら家康専用の薬箱を見ながらぼっとしています。するとそこにはいつもと違う変化が、、、
薬箱の止紐の結び方が違う。。。!!
いつもは蝶々結びなのに、今は固結び。。。。さては誰か薬を作る俺に罪を擦り付け殿を殺そうとしているな!!!
そう思った万千代は、敵の企みに気づいたことを隠し家康に間者が薬を飲ませる現場を押さえます。刀を家康に向ける敵から身を呈して万千代は家康を守ることが出来たのです。
今回の手柄を認められ万千代は知行1万石を与えられます、しかしまだ髪は下ろしたままで元服はしていません。元服をするとなると直虎から井伊の家督を譲り受ける必要があります。
一旦浜松から井伊に帰った万千代は直虎に向かって思いをぶつけます。
「井伊のものであったものを井伊が取り戻してなにが悪い!」
敵であった近藤の元にかしずく直虎に怒り心頭の万千代、それに直虎は答えます、
「取り戻してしたいことはなにかあるのか。なにもないなら祖先の土地を取り戻した井伊万千代はすごいと褒められたいだけ!くだらぬ!!!」
こう直虎は言い切ります。二人の主張は正反対
直虎は「家督は決して譲らない」と言いそれに万千代は「ならば力ずくで引き離すだけ」と答えるのでした。
【感想】
万千代演じる菅田将暉さんの顔芸に毎回圧倒されています。直虎を「意地悪ばばあ」と言い切ってしまうのもかなり振り切れてます。そして顕著になった世代間の葛藤、万千代は若さゆえに直虎に怒りをぶつけますが直虎もなかなか頑固なため平和的に話し合いができません、まるで父と子を見ているような。二人がこれからどんな過程を経て和解に向かっていくのかが楽しみです。
※出てくるセリフは一部要約もあります。あしからず
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