第2回「崖っぷちの姫」ざっくり大河直虎あらすじ

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四方八方手を巡らせましたが結局、亀之丞を見つけられなかった今川勢は井伊氏に向かってある命令を下します。それは小野政直を新たに目付にしその息子、鶴丸をおとわと夫婦にせよ、というものです。
井伊氏内は騒然とします、なぜなら小野は亀之丞の父 直満の謀反を今川に密告した者として疑われていたからです、小野に都合がいい今川からの命令はますます井伊氏が小野に不信感を抱くきっかけとなります。
井伊家のゴットファザーこと直平に至っては小野に向かって刀を振りかざし怒り心頭です、年をとってもすごく元気なおじいちゃんです。

そんな大人たちの事情に子供たちは翻弄されます、鶴丸は父親を疑い始め良心の呵責に悩み、おとわは自分がいなくなれば亀之丞との約束を守れると思い家を飛び出します。家を出たおとわはあばら家で正体不明のなぞの男に出会うのですが、、、これはのちの豪商 瀬戸方久、成長し井伊家当主となるおとわともお金の取引をするようになる重要な人物です。ムロツヨシさんの独特な演技がはまり役です。脚本家がこの人しかいないと思いムロさんにオファーしたそうです。

その後無事家に帰ったおとわかと思うとちょっと目を離したすきに今度は自分の髪の毛を丸刈りにしてしまします！その姿に父親 直盛は大絶叫して今週の回は終わりです。

【感想】
ポイントは子役たちの純粋な気持ち。自分の父親が悪いことをしているのではないかと苦悩する鶴丸と、なんとかして亀之丞との約束を守りたいと自分なりの方法で模索するおとわ。南渓和尚の「答えはひとつとは限らない」という言葉が彼らの行動のカギとなっています。