井伊直虎特集 浜松市ワイピーピー公式ブログ

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第10回「走れ竜宮小僧」ざっくり大河直虎あらすじ

time 2017/03/12

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井伊家の内部は政次がいなくなって騒然するなか直虎はひとまず奥山朝利を切ってしまった政次をかくまうことにします。政次は「義理であるとはいえ二度も直親(亀之丞)の父を奪ったことになる。さすがにあいつももう許さないだろう」と言います。そう直親は以前、政次の父親政直のざん言によって自分の父を失っていたのでした。

一方直親の方では小野の代理としてなつが直親に申し開きをするため現れました。下の家系図を見ても分かるとおりなつは奥山側の人間、小野の代理として現れたことにみんなはビックリ。実はこれは直虎が陰でこっそり手引きをしていたのでした。


直親にとって義理の父朝利の死は自分の父が死んだときの悲しい記憶を呼び覚ましますしかし、なつの必死の説得により直親は冷静にこの事件は政次(鶴丸)の正当防衛であり処罰しないという決定を出します。

時を置き事件が一件落着した井伊家にうれしいニュースが。なんと直親としのの間に待望の男の子ができたのです。これがのちに徳川家康に仕え大出世を果たす井伊直政、このとき幼名として虎松という名を与えられました。一方駿府の今川家に目を向けると松平元康が寝返り今川に奇襲をかけ大騒ぎとなっています。そこで危機に陥ったのが元康の妻であり直虎の血縁でもある瀬名とその子供たち! 瀬名達は今川によって幽閉されてしまったのです。

唯一の友人の危機に直虎は駿府まで瀬名の命乞いにいきます、絶望に打ちひしがれる瀬名に直虎は決して最後まであきらめるなと励まします、しかしそんな瀬名の元へ明日龍泉寺にて自害するようにと命が下るのでした

【感想】
今まで直親(亀之丞)はその真っ直ぐな性格で政次(鶴丸)に対してつらく当たってしまうという描写が多くありましたが今回は逆に直親の変化が見られた回でした。直親は義父が政次に殺されたことで自分の父が政次の父のざん言によって殺害されたことを思い出します、しかしそこはぐっと堪えて事件の現場の状況から客観的に政次の無罪を主張します。以前の直親だったら情熱にまかせすぐに政次を処分する可能性もありましたしかし政次との幼いころの絆、もう一度信じてみるという気持ちで井伊の当主としての判断を下したのです。

一方今川を寝返った松平元康、阿部サダヲさん演じる松平は心理描写やセリフが極端に少ないので逆になにを考えているのか分からず恐怖感さえ感じます。このまま今川側に残した瀬名たちを見捨ててしまうのでしょうか。。?

そして全体を通して思ったのが毎回次回へ続く引きがうまい!次はどうなるのか気になる絶妙なところで終わっています、様々な部分で演出の工夫が見られます。

閲覧ありがとうございました。
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