2016/12/06
虎松は井伊の名を守るため草履番に励みます。
しかし直虎を始め元井伊のものは虎松が松下ではなく井伊を名乗ったため草履番になってしまったことをひどくガッカリし反対します。（この事に賛成しているのは南渓和尚のみ）
直虎が直接、虎松に井伊の再興を諦めるように説得に来ます。すると虎松は怒りも露わに反論します、
「なにゆえ、そなたに指図されなければならんのだ！
そなたは当主でもなんでもないただの百姓じゃ！」
幼き頃、諦めねば道は開けると言った直虎自身が井伊の再興を諦めてしまった事が強く虎松の心に残っているのでした。
家康と虎松の事を話す直虎、家康は言います。
「万千代（虎松）は大きく育つ、あの子は叩かれれば叩かれるほど奮い立つ」
だから彼を草履番にしたのだと。。
虎松の幼馴染の万福からも彼の真意を聞いた直虎は遂に彼を認め陰ながら草履番のアドバイスを送るのでした。そして日々の努力で虎松は日の本一の草履番と評判になっていきます、これを家康は耳にし事態は少しずつ動きだします。
【感想】
今回はいつもの直虎とまた違った意味で楽しめました。いつもの直虎が少女マンガならこっちは少年漫画の出世物語。そして虎松が理不尽にもやりたくもない草履番を言い渡されるシーンは現代の職場にも当てはまることがあります。やりたくない仕事を上司から言い渡された場合通常はイヤイヤやる人が多い中虎松は工夫を重ね目の前の仕事に全力をつくします、そしてついに日の本一の草履番の称号を授かります。出世する人はやっぱり違う！どんな仕事でも期待された以上の結果を返していきます。
※出てくるセリフは一部要約もあります。あしからず
閲覧ありがとうございました。このブログは井伊直虎ゆかりの地 静岡県浜松市の印刷屋ワイピーピーの公式ブログになります。
