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第9回「桶狭間に死す」ざっくり大河直虎あらすじ

time 2017/03/05

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タイトルからしてネタバレになっていますが、前回、井伊直盛(直虎の父)は今川に命じられ尾張の織田攻めのために今川軍の先鋒として出兵したのでした、今回父の帰りを待つ直虎(次郎法師)に訃報が飛び込んできます。なんと圧倒的兵力で有利に立っていた今川勢が織田の奇襲によって大敗、今川義元も撃たれてしまったというのです!

この桶狭間の敗北で井伊家は重臣16名を失い深い打撃を受けます。直虎の父 直盛も首だけの姿になって帰ってきました。妻の千賀はその姿を見て大変驚きますしかしそこは武家の嫁、高ぶる感情をぐっと堪え気丈にも首だけとなった直盛の髭の手入れをしてあげるのでした。

死んだ者を悲しむ暇もなく井伊家は戦後処理にあけくれます、直虎と千賀は身内を失った者たちにひっきりなしに見舞いの手紙を書き、井伊家男性陣の間ではさっそく次の当主は誰にするかが話し合われます。
順当に行けは次の当主は直親(亀之丞)ですが奥山の息子孫一郎が直盛(直虎の父)から遺言を授かったといいます。その内容は次期当主の座を直親ではなく家臣筋の中野にするようにというものでした。


直親は唖然とします、そこまで自分は頼りないと思われているのか、なんと不甲斐ない、、そんな中小野政次だけは一人冷静に「跡取りである直親を矢面に立たせたくないというのが殿の本心ではないか」と直盛の遺言を分析します。政次の言葉により一応の納得をした男性陣ですが家臣奥山朝利は政次がこの機会に井伊を牛耳るのではと不安感を募らせます。

奥山は政次を自宅に招き娘のなつと孫の亥之助を政次の元から引き取りたいと申し出ます、しかし政次はなつ本人がそれを望んでいないと断ります、奥山は政次に向かい「孫の亥之助がこちらに着たら、お前が人質を取られた格好になるから断るのだろ!」と非難します、そこを政次は「逆に奥山殿は亥之助を私から取った人質と考えるですか?自分の家の事だけを考える奥山殿に井伊家の方々も失望されるでしょう」と怒りを秘めた口調で淡々と言うのでした。狼狽する奥山、頭にカッと血が上り政次に切りかかります!

場面が変わり、直虎(次郎法師)の自宅が夜分に物音がします不審に思った直虎が様子を見に行くとそこには血を流した政次が!途切れ途切れの息の中「奥山殿を切ってしまった」と直虎に懇願するような何とも言えない苦しそうな顔でいうのでした。

【感想】
今回、桶狭間の敗北は井伊家のターニングポイントになってきます。今まで今川義元に従う形で戦国の世をなんとか乗り切ってきた井伊家も義元と直盛を亡くし内部の人員交代を求められます。しかし第一回の直満(直親の父)の時もそうでしたが井伊家の男子は戦に行くと必ず首だけになって戻ってきますね。。
そして政次ぅうう~~~と叫びたくなるほどの高橋一生さんの演技、徐々に父親に似て井伊家の中で孤立していく小野政次の姿が今回も鮮明になっていました。奥山を切ってしまって真っ先に行くのは直虎の所なんて政次の思いが正直に出ていますね。

 

閲覧ありがとうございました。
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