2016/12/06
さて直虎(次郎)が井伊家の領主となったものはいいものの領主としてはまだまだ新米の身、仕事に関して不慣れな点が多発します。井伊家家臣の間ではそんな直虎を「おなごに何ができる」と軽視する雰囲気が広がっています。実は井伊家の家系は今までの度重なる戦のせいで
借金まみれ
不慣れな仕事に加えて借金という大きな問題があるため直虎は最初から難しいスタートを迫られるのでした。
ある日瀬戸村の村長が直虎への挨拶を兼ねあるお願いをするためにやってきました。瀬戸村の村人は領主である井伊家に毎回年貢を納める義務があります、しかし今回はそれに加え戦での人で不足を補うため商人から借りていた借金を返済しなければならずそれが2重の負担になっているというのです。
そこで村人は直虎に向かい、商人との間にある借金を徳政令を出して帳消しにして欲しいと願い出ます。
「私に任せろ」と簡単に口約束した直虎しかしよくよく調べてみると井伊家も同じ商人から多額の借金をしていることが発覚したのです。この商人というのは実は直虎が幼いころ一度出会ったことがある瀬戸方久(せとほうきゅう)なのでした(家出をした直虎を井伊家に指し出し褒美をもらった浮浪者)
直虎は瀬戸方久に農民との間の借金取り消しを願い出ますが逆にその引き換えに井伊家との間の借金をすぐ返済するように迫られます。この答えに「徳政令を出せば井伊家が潰れる」という事実をやっと直虎は認識します。
苦悩する直虎ですがハッといい案が浮かび上がります。それは瀬戸方久を井伊家家臣に加え方久に年貢を与えることで借財返済の猶予をしてもらおうという奇策です。また方久の管理下の元、瀬戸村で商いを起こそうという事も考えています、この前例がないアイデアに井伊家家臣たちは大反対、折しもその時に瀬戸村の百姓が井伊を飛び越え今川に徳政令を願い出たという報せがはいります。
【感想】
子役時代にチラッと登場したムロツヨシさん演じる瀬戸方久がついに再登場しました!かなり灰汁が強いキャラで直虎に向かい「私は銭の犬で鼻が利き銭の匂いがするとカンと鳴きます、カンカンカン~」なんていうことを言っちゃっています。面白い!方久は実際に実在した人物と言われており井伊家の金を工面する商人として長く関係を持っていく事になります。ドラマでは情に流されず金だけを信じるというある意味一番信用できる人物として描かれていきそうです(笑)
このブログは井伊直虎ゆかりの地 静岡県浜松市の印刷屋ワイピーピーの公式ブログになります。